行政書士:鹿内節子

エッセイ | 社長の節税、会社の社会保険料削減の確定拠出年金


テーマ:エッセイ

サラダ記念日ではなく・・・わたしの行政書士開業記念日が5月1日です。平成3年登録ですから、24年になりますね。そもそも外国人のビザ取得代行 を行政書士がスタートする!これが目的で仕事を始めたのです。中曽根内閣の留学生10万人計画があり、これはこれで、達成されたようです。

 

たくさんのアジアの留学生がなだれこんでくる混乱期に、この仕事をしてきたことは、面白くもあり刺激のある仕事でした。外国人が日本の会社で長く勤務しな いで、起業する場面をサポートしてきました。彼らの自立したライフプランという考え方に大いに刺激を受けて、今の確定拠出年金導入サポートという仕事につ ながっています。「自分のお金は自分で守る」これがコンセプトです。

 

偶然ですが、きのう、10年以上前に、永住⇒帰化をとった台湾人のかたから電話があり、永住を取りたい友人のご紹介がありました。赤ちゃんづれでたずねてこられます。

 

「新しい分野を開拓すること」「未知の人と仕事」に出会うこと、これがワクワクで長く続けてこられたのかなと思います。そこから派生して、海外向けのアポスティーユ認証の仕事もあり、少しばかりの英語とパソコンができてよかったと思います。

 

みなさんが、知らない情報をお届けして、役立てていただく。そして喜んでいただく。これが続く源泉かなと思います。

 

ここ数年は、確定拠出年金401kに取りつかれて、電子書籍を出版するまでになり、仕事⇒勉強⇒お金につなげる、こんなサイクルが面白いです。これからもみなさまの、お役に立てる情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 


テーマ:エッセイ

最近、過当競争と思われる業界に歯科医、整体、塾、美容院があります。
これらのお客様は個人を相手にしている業界です。

 

人口動態統計(平成25年)を見るともっとも多い人口は
昭和22年から24年生まれの第一次ベビーブーマーです。

 

そして昭和46年から昭和49年生まれの第二次ベビーブーマー
があり、それ以降の世代では、減少の一途で人口が増えることは
ありません。

 

たとえば、士業の視点で見ると、法人相手とはいえ、その法人が
個人客相手のビジネスをしていると、人口動態から言っても
先細りになる可能性があります。

 

国は、創業補助金を創って、ビジネスを起こさせています。
また、補助金に群がる人も多いのですが、よくよく自分の
ビジネスの将来性と仕組みづくりをきちんとしない限り
淘汰されるのは目に見えています。

 

そこで、成長期にあるアジアに視点を移しているわけですが、
アジア進出というよりも、アジアの人たちを呼び込む日本での
ビジネスについて書いてみます。

 

ある東京の歯科医院では、中国人の患者さんが増えているといいます。
総務省の人口統計 では、日本在留の中国人は2014年で
654,777人います。東京では163,778人で中国人の
25%は東京に住んでいます。

 

ということは、個人相手の歯科医院の例を、他の個人相手の
ビジネスに置き換えることができますね。

 

また、2020年の東京オリンピックに向けて、着々とビジネスを
起こしている例があります。

 

東京の行政書士や税理士のチームが、免税店の申請手続きを
パッケージでスタートしました。これは2020年を見据えた
ビジネスですが、特需として終わりにすることなく、そこから
派生する継続課金という仕組みを作り上げれば、切り口が
「免税店」であったとしても、その後の展開は広がっていきます。

 

このように時代と自分のビジネスの切り口と視点を変えて
みると生き残れる仕組みは作れます。

 

「時代に適応する士業」こんなコンセプトで無料メルマガを発行
しています。登録はこちらです。

https://88auto.biz/deer/touroku/shigyo.htm

(鹿内節子)

 


テーマ:エッセイ

海外居住しているけれども、日本の仕事の手続き上、印鑑証明書が必要になった場合には、印鑑証明書カードを本人から預かって、住民票のおいてある役所で取ることができます。

 

それができない場合は、海外の日本大使館に行って、サイン認証を取ります。

このサインは私のものに間違いない、という証明をもらいます。

それを日本に郵送してもらいます。

 

日本はあいかわらず、署名文化というのが、根付かないですね。印鑑文化が続きます。


テーマ:エッセイ

交流会に参加しますと、今のビジネスの傾向というものが、
わかります。

たとえば、ホームページはスマホ対応でないと、集客が
難しいとか。動画を使う集客が効果が高いなどです。

ある時、動画製作会社の比率がすごく高く、今までは
美術館とか、大企業ばかりを顧客としてきた会社が
中小企業やひとり起 業家なども対象にし始めたことが
感じられました。

また、あるコンサル会社のかたと名刺交換したのですが、
士業のかたに、登録していただいて、コンサルさんが
仕事を請け負い、登録士業に仕事を紹介する。
仕事代金の〇%をコンサル会社が受取る、のような
ビジネスモデルでした。
登録者の比率がもっとも多いのは、社労士とのことでした。
開業間もない士業のかたに、積極的に電話営業されて
いるようです。

また、あるWEB業者さんは、士業だけのWEBサイトを構築
しているので、ご紹介してほしいとのことでした。

士業向けの営業支援講座というのは、たくさんあるように
思われますが、それは、「行政書士は営業がへたで
仕事がとれなでしょう。だからコンサ ルとして支援してあげ
ますよ」という思惑なのです。

でも、果たしてその推測は当たっているのでしょうか?

開業間もない行政書士は、たくましくも、創業補助金や
助成金情報を早めにキャッチして、動いています。
そして、会社設立、記帳などの流れをつかみます。

また、女性起業支援にまわって、コンサルをきちんと
している若い行政書士さんもいます。

なにより、前職で営業や広報にいた、行政書士さんも
いますし、行政書士すべてが、口下手な事務職では
なくなっています。

また、人脈づくりも、うまいですし、アライアンスの
組み方もフットワークも軽いです。

なにより、最初から、行政書士でバリバリ稼ぐ!
そんな目的をもって参入している人 がいるのですから
「営業ベタ」という思い込みは、そろそろ個別の
ケースとして処理したほうがよいでしょう。
(副業行政書士メルマガに掲載 3月21日)


テーマ:エッセイ

明けましておめでとうございます。

今年は、ますます401k(DC)が広がる年になりそうですね。

企業型はもとより、個人型が普及していきそうです。

みなさんが、知りたいお得な情報を与える仕事人をめざしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

羊


テーマ:エッセイ

今年を振り返ると、主婦、会社員などがUSP(自分の売り、強み)を
探して起業しませんか?というコンセプトの起業塾の動きから
目が離せませんでした。創業補助金の動きがあったことも起因
しています。

 

コスト意識を持つと、そもそも起業にどれだけお金をかければ
回収できるのか?そしてその期間はどれくらいなのか?
かつては、ち密に考えてスタートしたものですが、今は少し違うよう
です。

 

わたしが見た事例ですが、個人を売りにしてビジネスをしたい人に
USPを探してビジネスを確立してあげましょうという起業塾は、
50万から100万円の受講料を取っているそうです
払う人がいるので成立している料金なのでしょう。

 

行政書士を開業したときに、先輩から言われた「個人相手では
稼げない、法人相手にしないと食えない」というのは、真実なんです
が個人相手の起業塾(コンサル)は、この言説を覆しています。

 

そこに入塾する人は、会社を辞めて独立したい会社員、夫が
生活費をだしている主婦、定年退職したセカンドライフのシニア
などの属性です。

 

個人が起業するまでというのは、意外と簡単なコンサルだと思います
が、それを継続して稼げるまでにするのは、なかなか難しいです。
成果を出させるには、本人の資質も含めて、さまざまな要因が
絡んでくるからです。

 

行政書士は、会社設立という入口に立っているので、このような
起業塾を起こしたほうが、長い目で見ると良いビジネスモデルを
確立できるように思います。時間はかかりますが、見込み客を
見つけて育てることができるからです。これは手続きばかりに焦点を
あわせることではなく、コンサル手法に焦点を合わせることで
できる仕事です。

 

今ある法人を取りに行くのはレッドオーシャンですが、見込み客を
育てるのはブルーオーシャンです。ここを行政書士が取ると
手間暇はかかりますが、長期的には収入になるかもしれません。

 

============================
士業ブックレビューという無料メルマガを発行しています。
士業による士業のためのお役立ち本の書評です。
読者数110名  読者プレゼントあります。

登録はこちらへ
https://88auto.biz/deer/touroku/shigyo.htm

============================