行政書士:鹿内節子

銀行が選択制確定拠出年金を自行にいれた理由(三菱東京UFJ) | 社長の節税、会社の社会保険料削減の確定拠出年金


テーマ:NEW選択制確定拠出年金

企業型DC(401k)の専門家 FP行政書士の鹿内節子です。

産経ニュースから引用

三菱東 京UFJ銀行は2015年4月1日から、従業員が自己責任で掛け金を運用する企業年金「確定拠出年金(DC)」を導入する。毎月の掛け金は最大1万円で60歳から受 給できる。公的年金の受給年齢が60歳から段階的に65歳に引き上げられるため、定年(60歳)を迎えた退職者の生活不安を解消する。掛け金が“万円単 位”のDC導入は3メガバンクで初めて。

三菱東 京UFJ銀行 UFJ銀は従業員の毎月の給与を1万円減らす代わりに、その1万円を「シニアライフプラン支援金」として支給。従業員は支援金をDCの掛け金にするか、 手当として給与とともに受け取るかを選ぶ。1万円の一部(千円か5千円)をDC掛け金にして残りを手当とすることも可能だ。

元本保証型の定期預金や保険商品のほか、元本割れリスクがある半面、高利回りを期待できる外国株式・債券で運用する投資信託など計23種類の運用商品を用意。従業員は好みの商品で運用できる。

DCを選んだ場合、掛け金は所得控除の対象となるため、所得税が少なくなるメリットがある。たとえば、毎月1万円をDC掛け金として25年間積み立てた人 と、手当として受け取った人を比較すると、ともに2%の運用利回りを確保した場合、DCを選んだ人の方が受取額は100万円ほど多くなる。